あなたが本日、人参4本入りを120円で購入したとします。
ここで私があなたに「1本あたりいくらですか?」と問われると「30円」と言った答えが返ってくると思います。(120円/4本=30円/本)
では次の質問です。
家で確認したところこのうち1本が腐っていたため食べられません。
この時「1本あたりいくらですか?」と聞かれるとどうでしょう???
すこし考えるかもしれませんが、「1本食べられないんだから、120円/3本で40円じゃね?」と答えるかもしれません。
4本入りを買ってきたのに1本は使えない。店側の責任だ、と。この考え方は別に間違ってはいないと思います。
ではさらに次の質問。
人参4本入りを120円で購入し、家で確認して4本とも正常でした。
その後、1本は保存の仕方が悪く腐ってしまい、料理に使えたのは3本でした。
この時「1本あたりいくらですか?」と聞かれるとどうでしょう???
「40円?」「30円?」
ここで「40円」と答えた人は『4本あったものが3本になった』、つまり不良品である1本を見なかったことにしているわけですね。=無視しています。この考え方を「度外視法」と言います。度外視+法です。度外視とは「問題にしないこと」「無視すること」といった意味があります。無視する方法です。
一方「30円」と答えた人は30円×3本+
ここでもう一つ確認しておきたいことが、度外視法では不良品(仕損・減損費)を無視するわけですが結果として原価が上がり(30円>40円)、無視した分が原価に含まれています。さらに無視すると言うことは仕損品の原価計算もしないと言うことです。